飼う前の注意点

どの種類を選ぶべき?

 ペットショップでもっともポピュラーな三種、ゴールデン、ジャンガリアン、ロボロフスキーの性格・習性を比較検討しています。

●飼いやすさで選ぶなら
 ジャンガリアン、ゴールデンです。
 この二種類は、人に慣れやすい傾向があります。ただし、ゴールデンは噛まれるとすごく痛いです。この点から見れば、ジャンガリアンの方が優れていると言えます。

●トイレのしつけの容易さで選ぶなら
 ゴールデンです。
 ゴールデンハムスターは、ほとんどの子がトイレを覚えてくれると言われています。
 とても頭の良いハムスターです。
 私はジャンガリアンを選びましたが、なかなかトイレを覚えてくれずに苦労しました。
 ロボロフスキーは、まずトイレを覚えてくれないと言われています。

●寒さに対する強さ選ぶなら
 ジャンガリアンです。
 野生のジャンガリアンは雪の中でも活動するとされており、冬になると保護色である白い毛に生え換わる個体がいます。ゴールデンハムスターは10℃以下の環境で、疑似冬眠(低体温症)という命の危機的状況に陥りますが、ジャンガリアンは5℃まで耐えることができます。
 ジャンガリアンの方が、冬に突然死してしまうリスクが低いのです。

●排泄物の量・臭いの少なさで選ぶなら
 ロボロフスキーです。
 身体が小さいため、排泄物の量も少ないです。
 また、オシッコがあまり臭いません。

●餌代の少なさで選ぶなら
 ロボロフスキーです。
 身体が小さいため、同じドワーフでもジャンガリアンに比べて食事量が少なくてすみます。
 ただし、大きくて食べにくいペレットは食べてくれないなど、偏食家の傾向があります。
 ハムスターの食事量は、身体が小さいため、種全体としてそれほど多くなく、餌も安価に買えるために、あまり考慮する必要はないかもしれません。

●餌を与える楽しみで選ぶなら
 ゴールデンです。
 ゴールデンは好き嫌いなく、なんでも食べてくれると言われています。

 ロボロフスキー>ジャンガリアン>ゴールデンの順で、偏食家の傾向が強くなります。

 うちのジャンガリアンは、あまり好き嫌いがありませんでしたが、ロボロフスキーは気に入らない餌だと残すことがありました。そのため、せっかく買ってきた餌を食べてくれずに、ジャンガリアンが残飯処理を行う羽目になっていました。
 餌をモリモリ食べくれる姿を見るのは楽しいので、そういった点からみるとゴールデンが優れていると言えます。

●動きのかわいらしさで選ぶなら
 ロボロフスキーです。
 ハムスターの中でもっとも小さい種類で、臆病です。
 ちょこまかと敏捷に動き回り、観賞用ハムスターとして適しています。
 運動量も多く、夜になると、いつも回し車で遊んでいます。

●複数飼いしたいのであれば
 ロボロフスキーです。
 二匹以上のハムスターを同じケージ内で飼うことは、喧嘩の危険があるので、タブーとされています。しかし、ロボロフスキーだけは、仲良く暮らすことが可能な場合が多く、複数飼いに適しています。
 ただし、絶対に喧嘩しない保証はないので、ハムスターの分だけケージを用意しておき、もし喧嘩したら、すぐに別々のケージに移す必要があります。私の場合は、ロボロフスキーのメス2匹を複数飼いしたら、途中までは仲が良かったのですが、結局、喧嘩しだして別々にしました。

●脱走の危険性が少ないのは
 ジャンガリアンです。
 ゴールデンは、ハムスターの中でもっとも頭が良いため、ケージの扉を開けるなどして、脱走することがあります。また、ロボロフスキーは、身体が小さく、動きが敏捷で、かつ臆病な性格のため、もし脱走されると、捕まえるのが非常に困難になります。