ハムスターは暑さに弱い生き物です。
30℃以上の気温になると、熱中症となって死んでしまう恐れが強くなります。
(`□´/)/ ナニィィイイイ!!
夏は大変危険な季節です。暑さ対策をしっかりしておきましょう。
●エアコン
夏の暑さ対策にはエアコンが一番です。
特に暑さの厳しい日中は、涼しく過ごせるようにしてあげるようにしましょう。
ハムスターの過ごしやすい適温は20℃〜28℃なので、寒くなりすぎないように注意。
エアコンの風が直接当たるような場所にケージを置くのは、厳禁です。
また、頻繁にエアコンのスイッチをつけたり消したりして、温度が変化する状態も好ましくありません。
なるべく温度が一定であるように工夫してあげましょう。
●保冷剤・凍らせた水を入れたペットボトル
エアコンが使えない場合の対策です。
保冷剤をケージの上に置いたり、凍らせたペットボトルをケージの周囲に置いて、ケージの周りを冷やすようにします。
冷気は上から下に流れるので、保冷剤はケージの上に置いた方が良いです。
ケージの中に直接入れると、ハムスターがかじったりして危険です。
ただし、この冷却効果は、だいたい三時間が限度で、五時間もすると、保冷剤や氷が溶けて、常温になってしまうので、ご注意ください。
上田雅彦さんの意見
始めまして。
私は暑さ対策に、キャンプ用の保冷材(2.5*9*170センチ)を2個用意し、昼と夜用で使用しています。
冷やした保冷材をビニールに入れて、クション材(指でプチプチつぶすやつ)で包んで、さらに新聞紙3枚で包んで、巣箱の横に入れています。これで少しは、時間が稼げるかと思います。
●陶器製のハウス
陶器製のハウスは、ひんやりと冷たいので、暑くなるとハムスターがその中に入って涼んだりします。
タイルやアルミ板も熱を奪う冷却効果があるので、一枚入れてあげるといいかもしれません。
陶器製のジャンガリアンのおへや |
ハムちゃんのアルミ ひやっこ |
●金網型ケージ
金網型ケージは風通しが良く、夏場は涼しく過ごせます。
ただし、ケージの金網を噛む危険があるので、あまり頻繁に噛むようでしたら、水槽型ケージにしましょう。
硬い金網を噛みすぎると、歯が欠けたり、不正咬合になってしまう場合があります。
●お風呂場・玄関
お風呂場や玄関といった、日中、比較的涼しい場所にケージを移動させるのも良いです。
●扇風機はダメ
扇風機の風を当てれば、ハムスターも涼しく過ごせるような気がしますが・・・
実は効果がありません。
というのもハムスターは汗をかかないからです。
人間が扇風機の風にあたって涼しいと感じるのは、汗をかくからです。
汗をかかないハムスターは風あたっても涼しく感じません。
むしろ、風に当たることがストレスになってしまいます。
●外出の際の注意
窓が閉めっぱなしで、エアコンが付いてない状態にしての外出は、室温が40℃以上になることもあるので非常に危険です。
ハムスターが熱射病や脱水症状になってしまいます。
また、車に乗せてハムスターを移動させる時、密封した車内に置き去りにすると、車内温度が軽く50℃近くまで上昇して、確実に死んでしまうので、ご注意ください。