ジャンガリアンハムスターの飼い方を研究・紹介するサイト。食べ物、住居環境、掃除、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

ハムスターは病気・怪我を隠す

 ハムスターは病気や怪我を隠す性質があります。

 なぜなら、彼らは自然界の中では、捕食動物に食べられるとても弱い生き物だからです。
 捕食動物にとって、元気な相手を狙って狩りに失敗するより、弱っていて簡単に捕まえられる獲物を狙って食べた方が楽だし、効率的です。
 なので、弱っているハムスターは、まっさきに天敵に狙われてしまいます。(°д°;;) ナント!

 そのため、彼らには外敵に弱みを見せないようにするという本能があるのです。

 病気や怪我を隠すのはハムスターだけではありません。
 被捕食動物といわれる他の動物に食べられてしまう生き物は、病気や怪我を隠すと言われています。
 また、群れを作る動物も、弱いと地位を奪われるので病気を隠します。
(例えば、うさぎも病気や怪我を隠します)

 そのため、飼い主さんが「変だな?」と気づいた時には、すでに遅しで、あっという間に死んでしまうケースが多いのです。(+_+。)ガーン

 ハムスターが具合が悪そうな態度を隠すことなく見せ始めた時は、かなり重症の危険性があるので、すぐに病院に連れて行きましょう。
 しかし、気をつけて観察していれば、事前に必ず病気のサインが現れます。
 活動時間である夜、ケージの遠くから観察してみましょう。[壁]_・。)チラッ

 人間がいないと思って安心しているハムスターは、隠していた思わぬ挙動を見せるかもしれません。

怪我をしても歩く

 ハムスターは怪我や骨折をしていても平気な顔をして歩きます。

 どうやら、人間に比べて痛みの感覚が鈍いようです。
 そのため、怪我をしていても、ハムスター自身が気付かないこともあるので、注意しましょう。足などを折ってしまった場合、そのままにしておきますと、足が動かなくなってしまう事があります。
 獣医さんのところに行って、治療してもらいましょう。