ジャンガリアンハムスターの飼い方を研究・紹介するサイト。食べ物、住居環境、掃除、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

怪我の治療方法、ケージレスト

 ハムスターが怪我をしてしまったら、小さいプラケースに入れて、布をかけるなどして薄暗くしましょう。体温が下がっているようでしたら、ペットヒーターで温めます。

 これをケージレストと言います。
 骨折や怪我をした場合、動きまわってしまっては、傷口が広がって治癒が遅れてしまいます。そこで、動きまわれない環境に置いて、回復に専念させるようにするのです。

 ギリギリ立ち上がれるくらいの高さで、広さもゴハンが食べれるくらいのスペースの中で飼うのが良いと言われています。ぴったりのケースが見つからない場合は、物を敷き詰めるなどして、広さを調整します。

 長期間のケージレストは、ストレスを与えてしまいますが、ハムスターは回復力が強いので、3日から一週間くらいで、治ってしまいます(怪我の状況によります)。

 ハムスターは骨折してしまうと、その足に違和感があるので、自分で噛んでよけいにひどい状態にしてしまうことがあります。足を引きずって歩いていたり、びっこを引いていたら、ケージレストも良いですが、すぐに病院へ連れて行ってあげるのがベストです。

 また、ハムスターの手足は見ての通りとても小さくて細いです。
 そのため、何かに挟まれたり高い所から落ちてしまうと、簡単に骨折してしまいます。
 例えば、金網ケージで雲梯をする癖のある子だと、落下して怪我をすることがあります。
 2階建てやそれ以上高さのあるケージを使っている場合は、上から落ちて骨折することもあります。
(2階建てケージは見た目はカッコイイですが、選ばない方が無難です)

 こういった事故の危険のない、なるべく安全な飼育環境を用意してあげて下さい。