長毛種は、品種改良により体毛が長くなっているハムスターです。
自然界には存在しない種類であり、毛が汚れやすい傾向があります。
ハムスターは、毛づくろいをして、自分の身体をきれいにする習性があります。
しかし、長毛種の場合は、毛が長いので毛づくろいだけでは十分に汚れを取り除くことができず、人間の手でブラッシングする必要があります。
ブラッシングは、毛先が柔らかい歯ブラシを使えばOKです。
このような手間をかけるのが面倒な人は、長毛種を選ばない方が良いでしょう。
また、長毛種のハムスターはおっとりした性格の子が多い、噛み癖のある子が多いと言われています。
最大のデメリットとして、皮膚病になりやすい傾向があり、このために人気が落ちてペットショップであまり扱われなくなっているようです(2012年現在)
長毛種はゴールデンハムスターだけのものであり、ジャンガリアンなどのドワーフ種(小さいハムスター)にはいないとされています。中には毛が長くなる子もいるようですが、長毛種と呼ぶほどには長くならないようです。