ジャンガリアンハムスターの飼い方を研究・紹介するサイト。食べ物、住居環境、掃除、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

妊娠中の世話

 ハムスターの妊娠期間は、だいだい15〜16日です。
 この間のメスには、十分な栄養と水を与えます。

 ポイントは通常よりも高タンパク質、低カロリーの食事です。
 通常のペレットのほかに、栄養分の高いひまわりの種、ピーナッツなどの種類を与えます。
 また、お腹の赤ちゃんや母乳作りのために、カルシウムを取ることが大切。これには煮干しが最適です。
 ビタミン類の補給のために、ニンジンやキャベツ、ホウレンソウなどの野菜類も豊富に与えます。
 さらに、若干、ミルワームや肉などの動物性蛋白質を多く取らせるようにします。
 餌の量もいつもの1.5〜2倍くらい必要です。

 小さすぎる巣箱を使っている場合は、早いうちに大きめのサイズの巣箱に変えて、出産と子育てに備えます。
 出産予定日が近付くにつれ、母ハムスターは子育てのための巣作りを開始します。
 巣材を集めたり、巣にこもることが多くなります。牧草などを入れて、巣材を提供してあげましょう。

 ケージは薄暗い、静かな場所に置きます。布などで覆ってあげてもOKです。
 騒がしいと落ち着きませんので、掃除の回数を減らし、ハムスターに刺激を与えないようにします。

 大きな音や刺激を与えると、流産してしまう可能性もあるので、慎重に。

 また、子供を産ませる場合は、必ず計画的に行なって下さい。
 必要な餌、巣箱、巣材、生まれた子供の里親やケージなどを準備し、万全の体制を整えてからやりましょう。