生後3ヶ月〜1歳ぐらいまでが繁殖適応年齢となります。
母親となるメスは、この年齢の範囲内であることが望ましいです。
それ以上、歳を取ってしまうと、立派なお年寄りの仲間入りです。
高齢出産は、母子ともに危険が高く、死亡の危険性があるので、やめましょう。
オスは一歳半くらいまで、健康的な子供を作る能力があります。
ハムスターは発情期が決まっていないので1年中繁殖が可能です。
しかし、暑さや寒さに弱い生き物なので、季節を考えないで繁殖させるのは良くありません。
ハムスターの適温は20〜28℃です。
この範囲内になるように室温管理ができないと、体力の無い赤ちゃんハムスターはすぐに死んでしまいます。そのため、
春か秋が繁殖に適しています。
これ以外の季節、特に冬は、繁殖には最悪です。
赤ちゃんたちは、寒さに弱いので、兄弟同士で寄り添い、おしくらまんじゅう状態で眠ります。
一匹だけになると、体温調整ができなくなり、死にいたる危険があるくらいです。