ハウスといっても、飼育ケージのことではありません。
飼育ケージの中に設置する、ハムスターの隠れ家となるお家です。
野生のハムスターは天敵から身を守るために、地中にトンネルを掘って暮らしています。
そのため遺伝的に、とても臆病な上、狭い場所が大好きなのです。
中に入って安心して暮らせるハウスがあると落ち着きます。
ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
ハウスは、主に寝床として使います。
壁に囲まれた狭い場所の方が安心して眠れるのです(^-^)/
寒い冬場などは、お布団用の綿などを入れて保温対策もできます。
ハウスの中にも床材を入れてあげると良いです。
ハムちゃんは、ハウスの中に巣材を運び込んだり、餌をため込んだりするので、狭すぎるのは良くありません。
かといって、広すぎると落ち着かなくなります。 ( ̄~ ̄;) ウーン
大きさは、身体の3倍くらいの底面積のものが最適だと言われています。
私が使っているのは、『素焼きの爪とぎ・砂浴びハウス』 こちらのです。
ペットショップでも使われていたもので、外見もかわいいので、買ってみました(=^_^=)
砂浴び用には使っていませんが、爪をとぐことができるので、ハウスとして使っています。
中は狭いので、ジャンガリアンなどのドワーフ用です。
こちらは、ロボロフスキー用のハウスとして使っている『ウッドハウス』 です。
入口が低い所にあるので、入りやすく、中が広いので、二匹で使っても大丈夫です。
ハウスの内側を噛んでいるようで、ときどき、カリカリという音が聞こえてきます。
中に餌をため込んでいたり、糞やおしっこをするので、三日に一度は掃除しないとカオス状態になります。
ハムスターはおしっこは決まったところでする習性がありますが、ウンチは、トレイでしてくれません。
でも、ハウスを設置しておいて、ここを巣箱として気に入ってくれると、この中にウンチをしてくれるので、掃除する時に助かります。半分、ウンチ用のトイレと化してしまいますね(’-’*)
ハウスにはプラスティック製、木製、陶器製、素焼き製などいろいろなタイプがあります。
木製のハウスは、通気性が良く、かじり木にもなるのでお勧めです(^^)
ただし、オシッコなどを吸って汚れてしまう上、水で洗いにくいのが欠点です。
陶器製のものは、冬は暖かくて夏は涼しいのでオールシーズンいけます。
プラスティック製のものは、中が透けているので、かわいい寝顔が見られます。
病気になった時なども確認しやすいです。
ただし、ハムスターが囓って、プラスティックを飲み込んでしまうリスクがあります。
どれが一番良いかは、ハムちゃんが気に入ってくれるか否かに関わってくるので、一概には言えません。
お金やケージスペースに余裕があれば、2カ所以上にハウスを用意し、片方を陶器製の物、もう片方は木製の物にするなどして、好きな方を選ばせてあげるのも良いです。
また、ハウスの中には天井や床が外れるタイプの物もあります。
こちらで紹介した『ウッドハウス』も天井が外れます。
これらのハウスは、掃除の時に中を洗うのに便利な上、ハムスターをハウスから取り出すときなどに役立ちます。
できれば、天井や床が外れるタイプを選ぶと良いでしょう。
適当なハウスが見つからない場合は、空き箱や、トイレットペーパーの芯などを使って手作りすることもできます。
入り口に穴を空けて、ハサミで切って、ガムテープなどで張り合わせれば、思い通りのサイズの簡易巣箱のできあがりです。
■ハウス
お値段 約500円〜2000円程度