ハムスターは雑食なので、何でも食べてくれますが、中には有害な食べ物もあります。
人間にとっては無害でも、ハムスターにとっては毒でしかないものもあるので、注意が必要です。
●タマネギ、ねぎ、ニラ、ニンニク
ハムスターの赤血球を壊す有毒物質を含んでいます。
貧血や腎不全を起こす可能性がある危険度ナンバーワンの食べ物です。
●チョコレート
カフェイン系物質がハムスターを興奮させ、中毒症状を起こします。
心不全を起こして死んでしまうこともあります。
●ドングリ
芽の部分にタンニンという物質が含まれており、これが肝臓、腎臓に障害を与えます。
●アボガド
ケイレン発作、呼吸困難、肝障害などを起こす恐れがあります。
●牛乳
下痢の原因になります。ペット用のミルクをあげましょう。
●生の大豆
消化が悪く、赤血球凝集素などの中毒成分が含まれています。
●カビが生えたピーナッツ
アフラトキシンという猛毒が含まれており、危険です。
●与えてはいけない果物の種
梅、杏子、ビワ、サクランボ、バラ科植物(リンゴ、サクランボ、桃、杏子、ビワ)の種には、アミダグリンという中毒性物質が含まれており、危険です。
果物の種は毒になる物が多いので、果物を与えるときは、必ず種を取り除いてください。
●与えてはいけない野菜
トマト(葉と茎)、ワラビ、ジャガイモ(葉と芽)、アスパラガス。
●人間用に味付けされた食品
人間用に味付けされた食品は、糖分や塩分が多すぎたりして、ハムスターには合わないので、与えないようにしてください。ご飯のおかず、お菓子やジュース、お酒をあげてはいけません。
●カビが生えたり、腐ったりした食べ物
カビが生えたり腐ったりした食べ物は危険なので、生ものはこまめに取り換えて、腐敗を防止してください。
ハムスターは餌をため込む習性があるので、巣箱のチェックを忘れずに。
特に夏場は、食べモノが腐りやすくなので、気をつけましょう。