ジャンガリアンハムスターの飼い方を研究・紹介するサイト。食べ物、住居環境、掃除、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

金網型ケージを使ってみた感想

 私は、ペットショップの店員さんに勧められて、最初、金網型のケージを買いました。

 金網の隙間からキャベツをあげると、寄ってきて、食べてくれて、きゃわいいー、という感じで良かったです。
 しかし、ハムちゃんは、外に出ようとしてか、それともストレスを感じていてか、たまに金網を齧っていることがあって、困りました。
( ̄〜 ̄;)ウーン・・・

金網を囓るジャンガリアンハムスター

 金網を齧ると、歯が欠けたり、不正咬合の原因になるそうです。

 不正咬合とは、歯のかみ合わせが悪くなることで、食べ物が極端に食べにくくなり、命に関わります。
 これを知って、正直、ぞーっとしました。
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

 よほど頻繁に金網を噛み続けるか、生まれつき歯のかみ合わせが悪いハムちゃんでないと、不正咬合になる可能性は低いようですが、やっぱり不安の種なので、水槽型ケージにすればよかったかなぁ、と後悔しました。
 ハムスター飼育本でも、金網より水槽型の方が、お勧めだと書いてある場合が多いです。

 また、金網型は、掃除の時、底だけ洗えば良いので、簡単で便利と聞いたのですが、実際には、金網部分の掃除もしなければならず、これが洗いづらくて、意外と面倒でした。(;´Д`)

 私の買ったケージは、パイプを繋げて使うことができるタイプのものでした。パイプを繋げてみたところ、最初は、中を走り回る姿が、かわいらしくて、良いなあと思ったのですが・・・

パイプを繋げた金網型ケージ・ハムスター用

 このパイプの中で、ウンチやおしっこをする上、身体についた床材や砂で汚すので、掃除が大変でした。
 設置してから数日後、中をウンチだらけにしていたので、ビビりました。( ゜Д゜)!!
 パイプは、取り外しがコツを掴むまでは大変で、組み立て、結合するにも手間がかかります。
 一見、楽しめそうに思えたのですが、管理が大変なので、途中からパイプの使用はやめました。

 ただ、金網型ケージも欠点だらけではないようです。

 金網型ケージは風通しが良くて、湿気がこもりづらいという長所があります。
 そこで金網型を夏場に使い、冬場には、逆に風通しは悪いけど、保温に優れている水槽型ケージを使う、という使い分も効果的だそうです。
ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆

 また、一般的に売られているケージは金網型であるため、金網型ケージに対応した飼育用具が充実しています。

 水槽型の場合には取り付けられない回し車、給水機、齧り木もあるので、購入の際には注意が必要です。
 金網型から、水槽型ケージに変更する場合には、これらを買いなおす必要が出てくることがあり、負担になります。

ハムスター用の金網型ケージ