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飼育キットケージを使ってみた感想

 ドワーフハムスター用の飼育キット『ルックルック ドワーフ』 を使ってみての飼育キットケージの感想です。このケージは一階部分と、パイプによって連結されたスカイルームと呼ばれる二階とで構成されています。

ルックルック ドワーフ

 透明なプラスチックを使っているけど、それに色がついているため、中が見ずらくなっているのが、なによりも不満です。

 おかげで、二階となっているスカイルームを取り外さないと、ハムちゃんの様子がよく見られません。写真を撮るのにも不便です。

 掃除も水槽ケージに比べると、やりづらいです。

 毎日の手入れは、スカイルームを取り外して、中に手を入れ、オシッコで汚れた床材を取り除くことですが、スカイルームの反対側の隅にオシッコをされてしまうと、手が届きにくくなります。
 このため、スコップで床材を持ち上げる際に、金網から外にこぼしてしまい、周りを汚してしまうこともありました。

 また、大掃除の際は、分解して水洗いすることになります。
 分解結合に手間がかかり、個々のパーツを洗うことになるので、他のケージに比べると、面倒な印象を受けます。

 スカイルームを大掃除の際のハムスター緊急避難所として使えるようになっているのは良いです。スカイルームの入口には蓋ができ、取り外してキャリーケージとしても使えます。

ルックルックドワーフのスカイルーム

 一応、金網は中段部分に位置し、ハムスターが噛まないように考慮されていますが、身体を伸ばして、手でつかめる距離にあるため、うちのジャンガリアンちゃんはよじ登って頻繁に噛んでいました。

 飼育に必要な道具がすべて揃っていたのはありがたいのですが、ケージも含め、あまり使い勝手が良くなかったため、結局、使用をやめて、衣装ケースを新ケージとして使うことにしました。

 付属している道具は、このケージ専用に作られているため違うケージでの転用が難しく、必要な道具をまた買いなおす羽目になってしまい、かえってお金がかかりました。
o( _ _ )o ショボーン

 少ない費用でハムスターを飼いたい方には飼育キットがお勧めですが、本格的に飼いたい方には、やはり水槽型ケージか、衣装ケースをお勧めします。


『ルックルック ドワーフ』

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