ハムスターは孤独が大好きな生き物です。
性成熟して異性と交尾する時以外は、自分の縄張りで一人で暮らしており、仲間が縄張りを侵すと、攻撃して追い出します。
そのため、あまりスキンシップには向いておらず、触ること自体がストレスになる場合があります。
ハムスターはストレスがたまるとハゲたり病気になったりします。
ひどい場合には死んでしまうケースも・・・
これを踏まえて、あまり触ったり、昼間寝てるのを起こしたりするのはやめましょう。
ハムスターに触る前は、手を洗っておきましょう。
汚れたバイ菌だらけの手で、ハムスターを触ると、ハムスターが病気になったり、ケージ内に雑菌を入れてしまうことになります。
また、ハムスターに触った後も、手を洗うようにしてください。
思わぬバイ菌をもらってしまう場合があります。
触る時は、声をかけてこちらに気づかせます。
そして、ハムスターの正面から、
静かに頭から毛並みに沿って背中を撫でます。
これは母ハムスターが子供とスキンシップを取る時と同じやり方です。
●お腹を触る
お腹を触ると怒ります!
ハムスターのお腹はとってもデリケート。
いわば弱点の部分なので、お腹を触られる事をとても嫌がります。
軽く撫でているつもりでも、ハムスターにとっては痛いだけです。
お腹を強く触ると内臓が傷つくことがあります。
●耳、尻尾を摘まむ
耳と尻尾も、お腹と同様の弱点で、ハムスターにとって触られると痛い個所です。
耳や尻尾を摘まむと、怒って噛んできます。
●頭上や背後から触る
敵に襲われたと思ってビックリします。
ものすごい勢いで逃げたり、ひっくりかえったり、手に噛み付いたりと、反応は様々です。
ハムスターは自然界では捕食対象の弱い生物であるため、頭上や、背後といった死角から動物の接近に敏感です。
人間に慣れていないハムスターだと特にビックリするので、気をつけましょう。