ハムスターをいつも散歩させていると、タンスやテレビ、机の裏側などの隙間に巣を作っていることもあります。
巣材はティッシュや新聞紙といったものです。
このような別荘を作るのは、野生時代からの習性で、餌を探したり、縄張りをチェックする時など巣穴から離れる際、敵に遭遇して身に危険を感じた時に、避難できるようにするためだと考えられます。
この別荘の中にも、餌を溜めるので、たまに腐りやすい餌が入ってないか、チェックが必要です。
また、排泄物で汚れている場合もあるので、ハムちゃんには悪いですが、汚れた巣材を取り除くなど、ときどき掃除する必要があります。
ハムスターは、別荘を壊しても怒りませんが、また同じ場所に作ろうとします。
一度でも、ケージの外に居心地のいい場所(別荘)が見つかると、何度もそこへ行こうとします。
脱走してしまった場合、事前に別荘を作っていれば、そこに行く可能性が高いです。
別荘で待ち構えていれば、脱走ハムスターを捕まえやすいです。