ジャンガリアンハムスターの飼い方を研究・紹介するサイト。食べ物、住居環境、掃除、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

疑似冬眠の条件

 一般的に、ゴールデンハムスターは気温約10℃以下で、ジャンガリアンハムスターは気温約4〜5℃以下で疑似冬眠に入ります。
(個体差・温度以外の環境差があります)

 ゴールデンよりジャンガリアンの方が、寒さに強いのですね。
 気温が15℃以下になると疑似冬眠が発症する確率が高くなるので、室内を20℃以上に保つことが大切になります。
 毎日10℃以下になる環境では低体温症や凍死が起こりえるので、危険です(>w< )

 また、ひと晩でいきなり室温が大きく下がる場合も発症する確率が高くなります。
 「まだ寒くないから」と油断する秋・冬の初めの時期によく起こります。
 11月の初旬頃からハムスター用のペットヒーターを使うようにすべきでしょう。

疑似冬眠対策

 室内の気温をハムスターにとって快適な20℃〜28℃に保つようにします。
 一番良いのは、暖房やエアコンの使用ですね。

 ケージの下に敷いてケージ全体を暖めるタイプのペットヒーターも効果を発揮します。
 底の分厚いケージだと、効果が薄くなってしまうので、そこはご注意を。
 また、ハムスターが中に入って温まるハウス式のヒーターもあります。
 こちらは中を齧られて壊されてしまう場合もあるので、それを予防できるタイプのモノを選んでください。

 飼育中、温度管理が悪いとゴールデンは擬似冬眠しやすい傾向があります。
 擬似冬眠しにくいジャンガリアンを低体温症にさせてしまったなら、かなり劣悪な環境で飼育していたことになります。
 詳しい寒さ対策は、「冬の寒さ対策」をご覧下さい。