ジャンガリアンハムスターの飼い方を研究・紹介するサイト。食べ物、住居環境、掃除、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

疑似冬眠を経験した飼い主さんのお話

●元気ママさんの体験談

 実は2008年3月12日に飼っていたハムスターの元気が亡くなってしまいました。
 11日の夕方、目を閉じてフラフラ歩いている元気を見つけ、すぐに病院に連れていきました。
 すると「疑似冬眠」をおこしていると言われました。

 暖かな日が続いていたのでヒーターをつけていなかったのですが、その日はとても寒く気温の差が激しかったことが原因だそうです。

 赤外線で暖めていただいて、すぐに元気を取り戻したのですが、次の日の昼頃仰向けになって倒れているのを見つけました。
 痙攣を起こしているのか、たまに身体を震わせてていましたが、しばらくして動かなくなってしまいました。
 しばらく暖めていたのですがだめでした。

 最初の疑似冬眠は暖かな日が続いていて、ヒーターをつけていませんでした。完全に私の過失です。
 病院から帰ってからはヒーターを入れて23度を保っていたのですが・・・・。
 元気は庭に埋めて、その上に花の苗を植えました。
 両手にちょこんと乗っかっているのが、最初で最後・・・・泣いてしまいました。

 迷いましたが、元気と同じ毛色のジャンガリアンを迎えました。
 前のケージは小さいもの(30*20)でした。
 病院の先生が「このケージで飼えないことはないけれど、広いケージのほうがストレスも減るし、経験上長生きするかな」というお話でしたので、40*30の(それでも皆様のケージに比べると小さいかもしれませんが)ケージを購入し、いつもヒーターをつけることにしました。
 ケージのブラスチックの底も深いので、床材もたくさん入れ今は20〜23度を保っています。

 元気よりも2週早い誕生で、元気に比べると身体が大きい子です。
 ショーンと名前を付けました。
 回し車で走るよりも、床材に潜って寝るのがスキみたいです。

●管理人のコメント

 季節の変わり目というのは、気温が急激に変動する危険な時期です。

 ペットとして飼われているハムスターは、自分で巣穴を掘って、快適な環境に逃げ込むことができないため、モロに気温変化の影響を受けてしまいます。
 ペットヒーターは、肌寒さを感じるようになった11月の初旬から、4月の上旬あたりまで、設置しておくことをお勧めします。完全に暖かい季節になってしまえば、もう疑似冬眠に陥る心配はありません。

 3月は暦の上では春ですが、実際はまだまだ寒さが続いているため、危険だと考えておきましょう。